皆さんの中に英語のスピーキング力を磨きたいけど何から始めたらいいかわからない方はいませんか。
この記事ではそんな方に対して英語学習に役立つ内容を10項目紹介しています。
始めたばかりで何も話せなかった頃を思い出します。
今すぐにできる簡単な内容から、長期的な視野を持って行うものまで紹介しています。
これからスピーキング力を磨きたいと思っている方の参考になればうれしいです。
ミスを恐れないマインドセット
英語を流暢に話せるようになるためにます心がけたいのが、ミスを恐れないマインドです。
みなさんは日本語を話すとき「この文法は正しいのか」「拙い英語のせいで相手に伝わらなかったらどうしよう」といちいち考えないですよね。そもそも気にしていたらコミュニケーションになりません。
英語を学び始めた時の私もそうでした。もっとも重要なことは「どうしたら相手に伝わるか」「シンプルな文法、フレーズで相手にも自分に負荷がかからない言い回しは何か」と考えることだと思います。
正直、多少のミスがあってもネイティブには通じますし、私たちが考えているほど彼らはミスを気にしていません。これは実際にネイティブの友人からも聞いた話です。
この「ミスを恐れないマインド」はすべての土台になります。
英語で独り言
私が初心者のころから続けていることです。一人で映画を楽しんでいる時、買い物している時、車を運転している時など、「英語脳」を作るため英語で独り言をつぶやいています。
その際に覚えたてのフレーズを口に出して感情をこめて何度も口にします。
恥ずかしがることはありません。どうせ誰も聞いてないですから。難しく考えすぎずにあたかも外国人の友人にはなしかけるようなつもりで独り言をつぶやくといいでしょう。
アプリ、You tube Podcastの活用
スマホのアプリやYou tubeの動画はいまや英語学習に欠かせないものとなっています。クオリティの高いコンテンツを視聴することでネイティブならではの英語表現や発音の仕方などを学んでいます。
スピーキング関連の書籍を読む
書籍などから学ぶのが好きな方には読書をおすすめします。世の中にはさまざまな英語関連の本が出ていますが、目的に合わせて本を選ぶようにしましょう。
私の場合はフレーズを覚えるためにこちらの本を使用しています。
発音、イントネーションを磨く
発音やイントネーションはスピーキングにおいて表現力をアップさせるのに必要な要素です。これらを身につけることで外国人、特にネイティブスピーカーとの会話が盛り上がります。
はっきりきれいに発音することで、相手が聞き取りやすくなるだけでなく、自分のリスニング力も上がるので、TOEICのリスニング対策にもなります。
瞬間英作文トレーニング
瞬間英作文とはその場でみた日本語を即座に英語に訳すトレーニングのことです。
初めは比較的短い日本語からはじめ、すこしずつ難易度をあげていきます。ここで重要になるのが実際に声に出すことです。何度も声に出し、それを自分の耳で聞き取りインプットすることで記憶の定着を図っていきます。
私の日々の英語学習はさきに述べた「英語で独り言」と「瞬間英作文トレーニング」がメインです。その日オンライン英会話のレッスンで身につけ気に入ったすぐに使えそうなフレーズはなんども口に出しています。
オンライン英会話の活用
私の現在の生活でこれなしでは成り立たないくらいハマっています。
オンライン上ではいくつかすばらしいプラットホームが存在しますが個人的におすすめは「ネイティブキャンプ」です。最初は興味本位で始めましたが、場所や時間を選ばず講師もある程度自由に選べるこのプラットホームでの学習によって私の英語力は向上しました。
初心者の方にはもしかしたらハードルが高く感じることがあるかもしれませんが、まずは恐れずに気楽にはじめてはどうでしょうか。きっとこれまでみえなかった景色が見れると思います。
コミュニティへの参加
「英語を一緒に学べる仲間が欲しい」「他の学習者と英語学習の悩みを共有したい」と考えているかたにおすすめなのがこの「英語コミュニティ」への参加です。
私も実際にFacebookの公式コミュニティである「Hapa Buddies」というコミュニティのメンバーとして日々英語学習者の方たちを会話を楽しんでいます。
コミュニティに参加し、さまざまな方たちと交流することにより視野が広がり悩みや不安を抱えているのは自分だけじゃないと思えるようになりました。
外国人の友人を作る
私がイギリスに行く前に特に意識していたことがこの「外国人の友人を作る」ということでした。
日本に来る外国人の多くはALTの先生が多く、一部の例外を除いて日本語を話せない方たちばかりです。わたしはこういった外国人と英語で積極的に交流することで生の英語を教えて学んできました。
特にアメリカ人やイギリス人などのネイティブスピーカーとの会話で学んだ英語のフレーズは今も役に立っています。
最初は話しかけることに抵抗を感じ苦労するかもしれませんが、勇気をもって関わることで得るものも多いでしょう。
語学留学、ワーキングホリデー
すべての英語学習者の方が簡単に実現できることではないですが、ある程度の資金や時間があるかたには留学やワーキングホリデーが最も早く上達につながると考えています。
外国に住んでいるといやでも英語でのコミュニケーション力が求められます。今はスマホのアプリなども普及していますが、個人的にはアプリに頼りすぎることはその場しのぎにしかならず「生きた英語」を身につけることができないと考えます。
それに自分の頭で考えた英語は、拙い内容だとしても記憶として定着しやすく必ずその後の学習に活かせます。
私も一年間ロンドンに語学留学していましたが、今思い返すと一番スピーキングが伸びた時期だと考えています。
たしかにリスクはありますが、こうした思い切った決断が人生を変えることもあります。
もし興味があれば、最初の一歩として留学エージェントや所属している大学などで情報収集を始めるのもアリだと思います。
まとめ
今回は英語のスピーキング力を向上させる10の方法を紹介しました。私個人としては「いかに楽しく学習を継続するか」がカギになると考えています。
最初は単語が覚えられなかったり、複雑な文法の理解に苦しくこともあるかもしれませんが、継続することで見えてくるものがあります。
この記事が英語学習者の皆さんにとってなにかの参考になりモチベーションの維持に役立つことを願っています。